羽衣の碑
静岡県・三保松原の「羽衣の松」近くに「羽衣の碑」がある。フランスの舞踏家であるエレ-ヌ・ジュグラリスの碑である。彼女は能「羽衣」を独学で学び、フランス各地で上演し絶賛を浴びた。彼女は羽衣伝説の地である三保松原に憧れを抱き一度は訪れたいと願った。白血病を患い亡くなる直前に「私の代わりに三保を訪れて欲しい」と夫にその想いを伝え、1951年35歳の若さでこの世を去った。
1951年11月1日、夫マルセル氏が彼女の遺志をつぎ彼女の憧れの地である三保・羽衣の松を訪れた。彼女の遺志と二人の愛の話を知り、日仏交流の記念に地元有志の人々が1952年11月1日に「羽衣の碑」を建立した。碑の傍らの石に詩が刻まれている。
三保の浦 波渡る風 語るなり パリにて 「羽衣」に いのちささげし わが妻のこと 風きけば わが日々の すぎさりゆくも 心安けし (マルセル・ジュグラリス)






















































































































