~「JFA2005宣言」実現に向けたロードマップ~を読んで
フットボールカンファレンスで配布された18ペーゾの小冊子だ。1/16(金)に一読して、その深夜、宿泊先のホテルで、酒の酔いがまわる中、パソコンに向かい、自分自身の興味ある事柄を抽出して、ランダムにメモノートとして打ち込んだ。その小冊子には「JFA2005宣言」は掲載されていなかったので、別に配布されたものから打ち写した。以下、JFA発行の「『JFA2005宣言』実現に向けたロードマップ」の小冊子から抽出した。
「JFA2005年宣言」とは何か
JFAがミッションステートメントとして2005年に宣言した「理念」「ビジョン」「約束2015」「約束2050」だ。
(JFAの理念)
サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に寄与する。
(JFAのビジョン)
サッカーの普及に努め、スポーツをより身近にすることで、人々が幸せになれる 環境を作り上げる。
サッカーの強化に努め、日本代表が世界で活躍することで、人々に勇気と希望と感動を与える。
常にフェアプレーの精神を持ち、国内の、さらには世界の人々と友好を深め、国際社会に貢献する。
(JFAの約束2015)
2015年には、世界でトップ10の組織となり、ふたつの目標を達成する。
1.サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが500万人になる。
2.日本代表チームは、世界でトップ10のチームとなる。
(JFAの約束2050)
2050年までに、すべての人々と喜びを分かちあうために、ふたつの目標を達成する。
1.サッカーを愛する仲間=サッカーファミリーが1000万人になる。
2.FIFAワールドカップを日本で開催し、日本代表チームは、その大会で優勝チームとなる。
【2015年の目指す姿】
1.競技環境:リーグ戦文化の定着
・リーグ戦文化が定着し、その中で選手が育つ。
2.拠点整備:さまざまな活動の場として
・地域に拠点が整備され、トレセン活動、指導者育成、JFAアカデミー等が展開される。
3.U-12年代の重要性の認識/浸透
・子どもたちが全国で日常的に質の高い指導を受けられる環境が整備される。
4.キッズ年代の充実
・キッズ年代でスポーツ・サッカーに出会い生涯にわたり、そのことを愛し支える基礎を築く。
5.トレーニング環境:指導者の質の向上
・数多くの質の高い指導者がベクトルを共有して活動していること。
【キッズ、キッズエリート(~U-10)】
(今後の主要な取組み)
1.キッズ、キッズエリートのコンセプトの徹底
・指導ガイドラインを更新することで、コンセプトを再度確認し徹底する。
2.サッカー外へのアプローチの強化
・キッズ年代に関しては、必ずしもサッカーに限定したものではなく、より広い対象への発信が目的である。他競技団体や教育機関へのアプローチを強化し広げて行く。
3.キッズから4種へのスムーズな移行
・キッズとは、U-12年代に至る過程全体を想定したものである。U-10年代までとしている。十分にそのことが理解されず、U-6のイメージが強い。
・U-6でサッカーに出会い楽しんだ子どもたちが、U-12で意欲を失わない環境について考えていく。
4.保護者、関わる大人へのアプローチの強化
・保護者や関わる大人は子どもたち大きな影響を与える。保護者や周囲の大人たちの理解、関わり方について、アプローチを強化していく。
【ゲーム環境】
(リーグ戦文化の醸成)
リーグ戦導入の必要性
・ゲームこそが選手を育成する。
・ゲームが選手の意欲をかきたて選手自身の自主性を引き出す要因である。
・リーグ戦はリスクにチャレンジする機会が増加する。
・ゲーム→リスクへのチャレンジ→ゲーム分析→課題抽出→トレーニング→ゲーム。
・大人が育成年代に、どのようなゲーム環境を作っていくかが重要であり、また責務である。
リーグ戦創出の基本事項
・年間を通した長期にわたる基軸となるリーグ戦
・能力別リーグ/能力に応じて誰もが楽しめる環境
・全員が参加できる/複数チームの参加を可能にする
(大会が選手を育てる)
・大会は選手を育成する重要な機会である。
・試合、大会は育成の大きな柱のひとつ、ガイドラインを提示する。
・協会に登録している全てのチーム・選手がJFA主催大会に出場できる機会をつくる。
・ローカルルールは、47FAの協議のもとで実施可能である。
・全員が関わることのできるゲーム形式U-12以下での8人制の推奨 ← 一人ひとりのボールタッチ数、ゴール前の状況の発生頻度、全員が常にプレーに関わる。
・11人制開始年齢は12歳、U-10以下は好ましくない。
・全員が良いフットボーラーになるための経験をさせる。
・多数の選手に多くの機会を与えることが大切である。
・ポジションは早期に固定せずあらゆるポジションを経験させる。