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2020年3月23日 (月)

映画「三島由紀夫VS東大全共闘~50年目の真実」を観て 

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「トンネルを抜けるとそこは・・・・・だった」と、小説的な言葉をふと思いだし、近鉄電車で「生駒山トンネル」「県境」大げさに言えば「国境」を超えて、昔むかし「映画少年」今もなお「映画老少年」の僕は、ちょっと「危険な想い」を感じながら、大阪なんばへ映画を観に出かけました。ドキュメンタリー映画「三島由紀夫VS東大全共闘~50年目の真実」を観るために。

 50年前の出来事が映像として記録されていて、埋もれていたものが出てきて、それをドキュメンタリー映画として、僕たちは観ることができました。それは危険的、刺激的でまた素敵でした。
 僕は三島由紀夫氏のすべてにわたっての信奉者ではありません。彼の文学作品すべてを読んではいないのですが、でも、そのいくつかの作品にはすごく惹かれることも事実です。 
 映画館で同席した観客は、僕と同世代かその上の世代が多かったでしょうか。でも不思議と、20歳代の何人かの男ひとり、女ひとり、またカップル、その映画を観に来た若者たちの姿を見かけました。

 映画を観てのちプログラムを買い、なんばの「ジュンク堂書店」へ出かけ文庫本2冊を買いました。その店の最寄りの居酒屋に入り読み始め、帰路の普通電車の中、最寄り駅の待合室の中、また自宅でも読み続け、精読ではなく乱読ですが、2冊を読み終えました。

 三島由紀夫の最後の作品「豊饒の海」の「春の雪」「天人五衰」の中で出てくる「月修寺」のモデルは、大和三門跡の一寺、臨済宗妙心寺派「圓照寺(円照寺/えんしょうじ)」通称「山村御殿」です。

 拝観謝絶のその寺へは、緩やかな坂道を上り門前まで幾度も出かけました。この映画を観て2冊の本を読んだのちの今宵、僕の脳裏に湧いていること。近々にも、JR帯解駅(おびとけえき)から歩いて「そうだ、円照寺へ行こう!」と。

 

 

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