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2013年10月19日 (土)

「かぎろひ」「貴婦人と一角獣展」「串カツ松葉」~今日の一日 2013.10.19

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  10月19日(土) いつも通り、5時ずぎに起きた。少しゆっくりとしてから、相も変わらずバスと電車を乗り継いで通勤モードに入った。合併準備のための仕事で職場へと向かった。少し物憂い朝だった。

  近鉄布施駅で乗り換えた。ホームで電車を待っていると、案内板に次の列車は「貸切列車」だと表示されていた。どのような列車が来るのか楽しみにした。

 ホームに入線してきたのは、クラブツーリズムの専用貸切列車「かぎろひ」号だった。モスグリーンの車体に気品があった。

  何人かの人たちが「かぎろひ」に乗車した。列車は発車した。どこへ出かけるのだろうか?と思い描いていた。少し物憂い朝が、少し心地よい朝に変わった。

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  仕事はまる一日かと思い込んでいたが、昼過ぎに仕事を終えた。自宅へと直帰だ!と思わず、「PAD」を使って今日の午後の行く先を検索した。すると、大阪・肥後橋の国立国際美術館で「貴婦人と一角獣」展が開催されていて、最終日が10月20日(日)だと知った。

  以前、ポスターで、「最高傑作のタペストリー 奇跡の初来日」というコピーを見て、その展覧会のことは知っていた。迷わず、近鉄八尾駅から難波駅まで出て、地下鉄乗り換えて肥後橋駅で下車して、国立国際美術館へと向かった。

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  「タピストリーの最高傑作、フランスから奇跡の初来日」とうたわれた 「貴婦人と一角獣」展を見た。多くの老若男女で賑わっていた。少しでも美しいものを観たいという衝動か、それとも理知がそうさせるのだろうか。

  「触覚」「味覚」「臭覚」「聴覚」「視覚」「我が唯一の望み」の6面の連作タペストリー(つづれ織り)を観た。館内は撮影禁止なので、そのタペストリーの美しさ、すばらしさをブログに写真として紹介することができない。残念だ。

  館内では、高精細デジタル映像の大画面シアターで、「貴婦人と一角獣」の6面のタペストリーの詳細な比較が映像として上映されていた。集中して映画を見るように、眼はその映像に奪われた。それもまた、凄かった。

  ワンフロアーの一室で6面のタペストリーが展示されていた。立ち位置によって、一度に、「触覚」「味覚」「臭覚」「聴覚」「視覚」の順に5面を眺めることができた。そして、振り返ると、そこに「我が唯一の望み」のタペストリーがあった。その一室はまさに、「美」と「聖」の空間だった。 

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  「貴婦人と一角獣」展を観てのち、天気で良好であれば梅田まで歩こうかと思ったが、雨が降っていたので、地下鉄肥後橋駅から西梅田駅まで出た。15年ぶりかで駅前第二ビルの登山用具店「IBS石井スポーツ店」へ立ち寄った。

 その店を出て、ぶらぶらと歩きながら阪急梅田店近くの「新梅田食道街」へ向かった。学生時代から大好きな食堂街だ。JR高架下にあるので、頻繁に列車の走行音が音楽のように聞える。それがまたいい! 

  串カツの店」松葉」へ入った。梅田に出ると、概ね、そのカウンターのみの立ち食い串カツ店へ寄る。なぜならば、安価で気軽に立ち寄ることができる。また、庶民の巣のような場所で心地よいから。

  今日はちょっと年期が入った女子連が生ビールを飲みながら串カツとキャベツをほうばり、にぎやかに歓談していた。若いカップルも三組ほどいた。仲睦まじそうだった。ちょっと、いわくありげな夫婦でもない壮年のカップルもいた。今から飛行機で帰ると勘定をしていた壮年男性もいた。どこへと帰るのだろうか?

  NHKの取材も訪れて、カメラを回していた。その取材班に声をかけて確認すると、来週木曜日の夕暮れ時の番組の収録だと聞いた。今、その番組名を思い出せない。「夕暮れ・・・」だったか? 忘れてしまった。

  夕暮れ時、そこは、「人生劇場」のようなものだった。個人的には大好きな情景だ。「貴婦人と一角獣」展を観た。そこは「聖」なる世界だった。立ち食いで串カツを食べるのは「俗」なる世界なのだろう。

 「聖」は、まさに「聖」だ。ただ、「俗」は「俗」だけであろうか、そこに「聖」なるものもありはしないか。「俗」の中にも、「聖」なるものはあるのだと、個人的には思い続けている。

  今宵、焼酎「二階堂」のお湯割りを飲みながら、今日、2,000円で買ったばかりの「貴婦人と一角獣」展の図録のページを繰っている。

「新梅田食道街」公式サイト

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