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2013年3月14日 (木)

3/13(水) 「大阪日日新聞」の記事を読んで

 2013.3.14 JR鶴橋駅近くの花屋さんで

  3/12(火)夜、「明日、大阪日日新聞を買ってきて欲しい!」と突然に、妻から頼まれた。理由を聞くと、以前に在職していた特別支援学校で接していた少女の記事が掲載されるという。くわしい話は聞かなかった。奈良ではその新聞を売ってはいないので、職場への途上で、近鉄電車の駅の売店で買うと伝えた。

  3/13(水)朝、近鉄布施駅の売店で「大阪日日新聞」を買った。職場への電車の中で席に座りながら、その新聞を広げた。どのような記事なのか解らなかったので、しばらく見出しだけを追った。これだ!と確信した。その見出しは、「これからも友人で」「難病の少女が卒業式出席」とあった。

  記事の内容を見ると、その少女は生後まもなく、全身の筋肉が委縮する難病「先天性筋ジストロフィー」を発症して、小中学校とも大阪市内の特別支援学校へ通った。その間、居住地域の小中学校へ、定期的に交流として通い続けてもいた。その少女が交流先の中学校の卒業式に出席するという記事だった。

  その記事の少女の名を見た。初めて知る名ではなく、自分自身の記憶の中にあった名だった。というのは、妻が在職中に、フロッピーディスクのデータを印刷して欲しいと頼まれた時に、その記録の中で知った名だった。なぜ、覚えていいるのか、その名が素敵な名だったからだ。

 その夜、 妻に新聞記事を見せた。「よかった!」と妻はつぶやいた。その時の顔の表情は、まろやかでやわらいでいた。恐らくはうれしかったのだろう。しばし、二人でその少女のことを話した。私もまた、「よかった!」と心の中でつぶやいた。

  3/14(木)、その少女は、交流先の中学校卒業生の一員として卒業式を迎えた。美しい自然を思い浮かばせる四文字の漢字で、「青島野花」(あおしまののか)と命名された、のびやかですてきな名の少女に、幸多からんことを心から願う。とともに新たなる旅立ちを祝い、雑文でありながらもこの一文を、はなむけとして贈る。

「難病の少女が卒業式出席/大阪日日新聞(3/13)」公式サイト

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