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2013年3月28日 (木)

「中将姫坐像」(當麻寺) 3/28奈良新聞記事を読んで

  3月28日(木)奈良新聞に掲載されていた「中将姫坐像 南都・宿院仏師の作」の記事を読んだ。4月6日(土)から奈良国立博物館で開催される「特別展 當麻寺」に出展するため、同博物館が當麻寺本堂に安置されている「中将姫坐像」を調査した。

  その結果、像内で「源三郎」「南都宿院」「永禄元年(1558年)」の墨書がみつかり、「中将姫坐像」が、室町時代に南都を拠点とした仏師集団「宿院仏師」によって制作されたことが判明した。

  2月17日(日)、當麻寺を訪れて本堂に鎮座していた「中将姫坐像」を拝顔した。一瞬にして心を奪われた。実に、艶やかで魅惑的な女人坐像だ。4月6日(土)から開催される「當麻寺展」に出展されると知り、出かけようと思っていた。

  何かの縁(えにし)であろうか。その坐像の作者が判明したのだ。南都宿院仏師「源三郎」の作だという。その記事で、「宿院仏師」という名を初めて知った。

  「宿院仏師」とは、室町時代に、南都(奈良)を拠点として仏像を制作した集団で、居住していた「宿院」の地名から、そう呼ばれていることを知った。

  「宿院」とは、どこか。現在も、奈良市宿院町として、その地名は残っている。具体的には、奈良女子大学キャンパスの南側だ。幾度か、そのあたりを歩いたことがあるが、「宿院仏師」のことなど考えることもなく通り過ぎていた。

  宿院仏師「源三郎」が造った「中将姫坐像」を、奈良国立博物館で拝顔しようと思う。恐らく、當麻寺での印象とは違ったものに見えるのかもしれない。どのような印象を抱くのか、心の中にどのような感情が浮かぶのか、楽しみにしている。

「奈良国立博物館」公式サイト

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