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2013年1月24日 (木)

奈良「伝香寺」の「地蔵菩薩立像」(はだか地蔵)2013.1.21

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  1/21(月)朝、「初大師」を終えて、午後、「大和地蔵十福」めぐり、「伝香寺」へと出かけた。近鉄奈良駅から徒歩10分、「率川神社」((いさがわ)の南側にあった。無知であるが今まで訪れたことがない寺だった。

  表門がしまっていたので拝観できないのかという心配がよぎった。横の受付には若い男性がいた。「巡拝に来させていただいたのですが」と声をかけると、「今、門を開けますので」と言うや、立派な門が静かに開いた。ひとり拝観するに際して、閉まっている門を開けていただいて境内へと導いていただいたのは、生まれて初めてだった。

  彼の先導で境内を地蔵堂へと歩んだ。地蔵堂の前に立った。「これが、はだか地蔵様です! 写真を写していただいて結構ですよ!」と、おもむろに扉を開けていただいた。その地蔵尊が眼前に現れた時、初めて拝顔した姿から、自分でも不思議に、「あっ、あっ、きれいだ!」と、恥ずかしながら、つぶやきが漏れた。

  一般的な地蔵尊は、その体に法衣等の着衣が刻まれているが、「伝香寺」の重文「地蔵菩薩立像」は裸形像である。一年に一度、着衣が新調されている。毎年7月23日に、私の誕生日の7月22日の翌日に、お着換えになるのだ。きれいな衣装で包まれた裸形像の地蔵尊を拝顔したのは初めてだった。実にすてきなお顔だった。

  色彩豊かな法衣に包まれた「地蔵菩薩立像」は、実に清楚で可憐なお姿だった。お麗しい! まるで恋をした時のような気持ちになる。7月23日のお着換えの日に拝顔したという想いが募った。 

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