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2012年12月13日 (木)

ラヴィ・シャンカール 逝く!〜インド伝統楽器・シタール奏者

 12/13(木)朝、通勤途上の近鉄電車「大阪難波」行きの準急の中で新聞を読んでいた。「ラヴィ・シャンカール死去」という小さな記事が目に入った。12/11米国・カリフォルニア州の病院で亡くなった。92歳だった。

 ラヴィ・シャンカールはインド伝統音楽の楽器、シタールの世界的な奏者だ。1960年代終わり〜70年代はじめにかけて音楽シーンに多大な影響を与えたミュージシャンだ。ビートルズ、ローリングストーンズ等のロックやジャズのミュージシャンが彼の影響を受けインド音楽を取り入れた。特に、ビートルズのジョージ・ハリソンは死ぬまで彼と親密な関係を築きつづけた。

 冒頭の写真は、わが家にあるラヴィ・シャンカールの唯一のLPレコードアルバムだ。ながらく棚の上に眠り込んでいたのだが、今晩、久しぶりに手に取った。レコード再生装置がないので聞くことはできなかった。ただ、レコードジャケットを眺めた。

 「シタール協奏曲」(ラヴィ・シャンカール) アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団 シタール:ラヴィ・シャンカール ボンゴ:テレンス・コミリーのLPアルバムだ。ライナーノーツには、わが国でも著名な民族音楽学者の故小泉文夫さん(1927〜1983)が、「西欧はラヴィ・シャンカールを通して、はじめてインドの最も正統的な伝統音楽に触れることができた」(1972年2月)としるしていた。

 ラヴィ・シャンカールは、西欧の音楽に対置する非西欧の音楽の存在を世に知らしめた初めてのミュージシャンだったのだろう。今の「ワールドミュージック」の始点だったのだ。35年以上前、このLPレコードを買った時、間違いなく、ラヴィ・シャンカールが奏でるシタールの響きに見せられていた。いや、今もだ。ラヴィ・シャンカールの冥福を祈る!

「Rabi Shankar on the Dick Cavett Show」 You tube サイト


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