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2012年12月24日 (月)

12/24(月)奈良新聞 全国高校駅伝の記事を見て

 12/24(月)奈良新聞のスポーツ欄、全国高校駅伝の記事を見た。大見出しは、「智弁が男子34位 奈良育英は女子39位」だった。中見出しには、「エース不在響いた智弁 期待の1、2年生不発 チーム盛り立てた3年」「20位台からの後退 2年生中心の奈良育英」とあった。

 確かに、今大会も、奈良県勢男女は全国高校駅伝で上位へと進出することが出来なかった。新聞の見出しの中でも、「不在」「不発」「後退」という単語が見えた。順位として、事実は事実でしかないのだが、それだけが本当の事実だろうか。

 昨日は都大路での両校の奮走する姿を観戦することができなかった。その日その時刻には大阪・長居公園にいた。何らかの大会だろうか、周回コースをゼッケンをつけた走者を見た。

 その姿を眺めながら傍らの妻や娘につぶやいた。「俺、中学校の時に、ここで駅伝に出た!」と。二人からは無愛想な返事だった。一瞬、あの冬の日が蘇った。

 中学生だった。この長居公園周回コースで行われた駅伝大会に出場した。一生懸命に走った。でも、区間途中で二人に抜かれた。中継点手前でも一人に抜かれた。たすきを次の走者に繋いだと同時に倒れた。

 「抜かれた!負けた!あかん!」と路面を見ながら自虐的になった。そこへ同級生の女子がタオルを持って駆け寄り声をかけてくれた。「つかもと君、ガンバッタ!がんばったよ!」と。神の如くの救いの言葉だった。45年近く前の言葉だ。今も忘れない。

 昨日、男子第63回、女子第24回全国高校駅伝大会で、智弁学園、奈良育英の走者たちは都大路を駆け抜けた。確かに順位は全国上位ではなかった。でも、日々、その大会を目標として厳しい練習を積んできたことだろう。

 順位結果がどうであれ、「不在」「不発「後退」などではなく、走る前の孤独感と不安を吹き飛ばして、彼ら彼女らは走者として、精一杯に、ひたむきに、都大路を奮走、疾走したのだと、「ガンバッタ!がんばったよ!」と、私は想う。

 智弁学園、奈良育英の部員・スタッフの今後のさらなる飛躍を心から念じている。

 

 

 

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