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2012年10月 6日 (土)

出会ってしまって! 大阪難波駅から大和西大寺駅へ

 10/5(金)21:00頃、近鉄大阪難波駅構内の「豊祝」をほろ酔い加減で出た。ホームへのエスカレーターの手前のフロアーで、偶然にも、親しくしている職場の者に出会った。「ここで、何してんねん?」と聞くと、「ここで、何してまんねん?」とオウム返しだった。店の者と難波で呑んだ帰りだという。「ジュンク堂書店」で本を買うために難波までやってきたと彼に伝えた。

 ふと、彼が手に持っているものを見ると、近鉄特急券だった。「特急に乗って、帰りましょう!」というので、私もホームで特急券を買った。「もう一杯、行きましょ!缶ビールを、買ってきますわ!」と彼は売店で二缶と、「バタピー」(バターピッナッツ)を買ってきた。二人で車両へと乗り込んだ。ささやかな車内での酒宴だ。

 近鉄特急は大阪難波駅を発車すると、日本橋駅、上本町駅、鶴橋駅と停車して、一足飛びに生駒トンネルを抜けて、生駒駅まで停車しない。生駒駅で準急か普通に乗り換えて、東生駒駅の次が、自宅への最寄の富雄駅となる。

 特急車内でタベリングしながらビールを呑んでいると、よりいっそうに心地よい気分となった。「あと、もう一杯、西大寺駅あたりで呑みましょ!」と声がかかった。酔いの心地よさで前向きであるとともに、「まあ、ええか!」と投げやりな思いが交錯しながら、断る理由もなく「行こう!」と答えてしまった。

 最寄りの富雄駅から、その次は学園前駅、あやめ池駅、西大寺駅となる。自宅最寄駅を越して西大寺駅まで行かなければならないのだ。近鉄特急は、生駒駅の次は学園前駅、西大寺駅に停車する。近鉄奈良線の特急料金は、どこで降りようが、どこまで行こうが、一律500円だ。昨晩は、ちょっとだけ長い時間、特急に乗れたのだと肯定的にとらえるしかなかった。

 二人で西大寺駅で下車して、駅前ビル地下にある「波平屋」という居酒屋に入った。席について周りを眺めまわしていると、また偶然にも、わがクラブのOB保護者に出会った。ちょっとばかりご挨拶をした。しっかりとご挨拶が出来なかったのかもしれない。お詫び申し上げる。

 その店に私は初めて入った。同行の彼はよく来るという。店の雰囲気は、どこか海水浴場の「海の家」という感じだった。懐かしさを思い出させるような心地よい店だった。BGMが流れていた。ふと耳を澄ましていると、彼は言った。「ここは、サザンばかり流れているのです!」と。

 「俺はサザンが大好きだ!」と答えながら、「俺は、“いとしのエリー”“チャコの海岸物語”の世代なのだ。大好き!今でも大好き!!」と言葉をつなごうと思ったのだが、ほろ酔いながらも羞恥心が思いとどまらせた。

 二人とも偶然の出会いか、腐れ縁出会いかは解らないが、難しい話などもなくダベリング気分で心地よい時間を過ごした。店を出て、自宅への電車の車中で一人になって、そう言えば、最近、サザンオールスターズの歌を聞いていない。深夜近くの電車の中、「いとしのエリー」を音も出さずに心の中で口ずさんでいた。

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