ブリキのプロペラ機と扇風機
JR鶴橋駅前の喫茶店「WAKO(和光)」へ入った時の写真だ。中空を扇風機が舞っている。その向こう側に、材質はブリキなのだろうか、確かなことはわからないがプロペラ機の模型が鎮座している。
頻繁ではないが、また時々でもなく、たまに、その店でコーヒーを飲む。その都度、この扇風機とプロペラ機の模型を見て、ふと脳裏をよぎることがある。それは、映画「カサブランカ」のラストシーンだ。ハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンの別れのシーンだ。
「Casablanca Final」 You Tube サイト
その日、熱いコーヒーを飲みながら、銀色のプロペラ機を眺めていると、ちょっとだけハンフリー・ボガード気分だった。レジをすませ、階段を下りて鶴橋駅へ向いながら、映画の挿入歌「As Time Goes By」(時の過ぎゆくまま)のメロディを口ずさんだ。歩いているうちに、時のすぎゆくままに、いつものしがないサラーリーマンの日常に戻ってしまっていた。
« 「大成通」でお住まいだった男性からメールをいただいて | トップページ | 「この街が、わたしたちの原点です。」 »
「うぶすな鶴橋」カテゴリの記事
- 鶴橋風月で豚玉を(2019.10.21)
- 大阪鶴橋「高坂書店」で時刻表を買って(2019.10.21)
- 立ち食い屋台すし「すし幸」へ(2019.06.24)
- 大阪鶴橋・源氏に立ち寄って(2019.06.23)
- 大阪・JR鶴橋駅近く 2018.8.13 18:55(2018.08.17)