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2011年9月 3日 (土)

シャトルバスから降りて「榑木野」へ

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 8/28(日)アルウィンからシャトルバスに乗って松本駅まで出た。アルゥインまでの往路は、広丘駅からタクシーを利用した。運賃は2,300円だった。帰路のシャトルバスの運賃は500円だった。安価で便利だ。ありがたかった。最後尾の席にひっそりと座っていた。

 所要時間約30分で松本駅に着いた。16:30頃だった。すぐにみどりの窓口へ向かった。掲示板を見ると、17:52発「しなの22号」の指定席欄には「×」のしるしがあった。指定席権は売り切れていた。またも勝利の女神は我を見捨てた。

 この列車にのれば自宅へは概ね22:00頃に着く。それ以降だと深夜近くになる。明日はまた嫌な仕事のスケジュールがある。一瞬、オレンジ、グリーンではなくブルーな気分になった。

 やむなく自由席にしようかと思いながら、再度、掲示板を見た。グリーン席は空いていた。「やけ酒」を飲むがごとく、清水の舞台から飛び降りた気分で、高価なグリーン席券を購入した。「やけ切符」だった。

 ふと我に返った。そう言えば、幾度も鉄道を利用してきたが、グリーン席に座るのは58年生きてきて生まれて初めてだ。心はブルーからオレンジに変色した。守りから攻めへの切り替えは早かった。すばやく駅下の「榑木野(くれきの)」へ向かった。

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 松本駅から列車に乗る前には、必ずと言ってよいほどに、松本市深志一丁目1番1号、「榑木野(くれきの)松本駅舎店」に立ち寄る。定番となりつつある。グリーンののれんが鮮やかだ。店の中へ入った。すぐ前のレジの下に、松本山雅FCのポスターが貼られていた。のれんもポスターもお出迎えしてくれたようなものだ。

 意外と自分自身では博愛主義的な傾向が強いと思っている。松本山雅FCに対しての敵愾心、敵対心など全く無い。また妬みもない。どちらかと言えば好感を抱いている。素直に言えば、JFL加盟クラブで、声援を贈り続けているのは、まず筆頭にAC長野パルセイロ、セカンドが松本山雅FC、サードがツエーゲン金沢だ。

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 店の真ん中にある大きなテーブルに腰掛けた。生ビールと冷たいやまかけそばを注文した。生ビールが先にテーブルへ出てきた。グリーンのエリア内で果敢にもひとりジョッキを片手に残念会を催した。

 一気に生ビールを飲み干した。喉が渇いていた。ゲーム前にアルウィンのスタジアムを馬鹿みたいに汗をたらしながら、ぐるりぐるりと左右や上下に歩き回った。またバックスタンド最上段で、修行のように太陽を正面に受けたせいなのだろう。やまかけそばは来ないのだが、続いてすぐに二杯目の生ビールを注文した。

 冷たいやまかけそばは実においしかった。ふとお品書きを見ると、地酒・焼酎の銘柄が並んでいた。地酒か焼酎かと迷いながら、ふと、「佐久の花」というそば焼酎の銘柄が目に留まった。「信州で焼酎か、それもまた一興だ!」 「佐久の花」を飲み始めた。心地よい口当たりだった。おいしい!ふとその時、若山牧水の歌を思い出した。

 かんがえて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ(牧水)

 レジで飲食代2,620円を支払った。ご当地松本山雅FCを応援するその店のささやか一助になればと、「榑木野(くれきの)松本駅舎店」を出た。若かりし頃、「Love&Peace」というフレーズを心の中でつぶやいていた。今はすでに58歳になったささやかな平和主義的壮年男の「トモダチ作戦」は終了した。

「榑木野(くれきの)」公式サイト

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