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2011年8月13日 (土)

彼&彼女たちは、何を見ているのか?

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 8/13(土)、巷では盆休み、家族連れの旅人、幾つもの選択肢がありながらも、彼&彼女らは奈良を選択した。そして、その日、その時間に、ここへやってきた。二家族の勢ぞろいだ。偶然、合縁奇縁だ。

 ここは、大阪・天王寺動物園、京都・岡崎動物園なのか? それとも東京・上野動物園なのか? 珍獣を見たさに家族揃ってやって来たのか? まったく違う! 

 三笠霊園へ墓参りに行った帰りだった。僕はそこに行きたいと思った。何も見ることが出来なかったとしても。

 彼らが必死で覗き込もうとする柵の向こうに何が見えると思いますか? 場所は奈良です。東大寺の北側です。毎年秋に大々的な展覧会が行われます。想像力を全開してその対象を思い描けますか?

 写真上の家族は徒歩で、写真下の家族はタクシーでそこまで来た。目的地は一緒でも、そこまでの手段は違った。僕にはそれは大きな問題でもなかった。どちらの家族も素直に愛おしい。

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 そこは、どこ? 正倉院だ。何を見ているのか? 柵の隙間から遠くに少しだけしか見えない校倉造りの建物を眺めているのだ。二家族の話し言葉が聞こえてきた。そのイントネーションからして関東地方の方々だと推測した。

 炎暑の夏、奈良を訪れ、一般的には観光コースにもなってはいないその場所へ、朝早く訪れた家族たちに、不思議と「同朋」「同胞」「仲間」であるとの感慨を抱いた。

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