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2011年6月12日 (日)

夜、お花屋さんの前で



 近鉄・富雄駅西改札口を出て、右に折れると信号がある。道路の向かい側に、小さな素敵な花屋さんがある。平日、職場帰りに駅に降り立ち、その花屋さんの前を通る。帰る時刻が遅く、閉店時間が過ぎているのだろう。店の中には入ったことがない。いつも、ウインドゥ越しに、花を見て通り過ぎる。

 ほんとうは、少しゆっくりと、外からでも店の中の花を眺めたいと思う。夜遅くである。黒いカバンを持ったスーツ姿のさえない壮年男だ。ウインドゥの中の花々を眺めていると、通行人から不審者、危険人物と思われる可能性もある。いつも抑止している。自由でありながらも不自由である。

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