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2011年4月 3日 (日)

春の雪を見て

 4/3(日)朝、名阪国道の針インター付近で、小雪が舞いだした。4月だというのに、奈良で雪とは珍しいと思いながら、天理インターまで下った。天理街道を北上して奈良市内へと向かった。

 春の雪か?と、車のハンドルを握りながら、三島由紀夫の小説「春の雪」を思い浮かべた。天理街道から少し北上した山辺に、「円照寺(えんしょうじ)」がある。小説の中の「月修寺」のモデルになった尼寺だ。

 最近、その寺に出向いた。実に魅力的な、私好みの寺だった。今日は寄らずに、遠くから山辺にあるその寺の方角を眺めただけだった。

 三島由紀夫は、「帯解駅(おびとけえき)から「円照寺」まで歩いたのだろうか?季節はいつだったのだろうか?と思い巡らしていた。

 今日は春の雪だった。ハンドルを握りながら、フロントガラスの前方を眺めていた。「円照寺」の山門までの魅惑的な、なだらかな坂道を思い浮かべながら。

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