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2011年4月17日 (日)

「仏隆寺の千年桜」を眺めて

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 4/16(土)8:30に自宅を出た。最終目的地は都祁生涯スポーツセンター、クラブ選手権大会のソレステジュニアユースのゲームを観戦するためだった。センターへ行くには名阪国道の針インターで下りて北へ向かうのだが、まずは南へと向かい、観戦前に第一目的地の榛原・赤埴(あかはに)にある仏隆寺へ立ち寄った。
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 以前から興味があった「仏隆寺の千年桜」を眺めた。まだ満開とはいえなかったが、多くの人たちで賑わっていた。奈良県での最大最古の桜、樹齢は900年、ヤマザクラとエドヒガシの雑種のモチヅキザクラで学術的にも貴重なものだという。

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 親鳥、小鳥がともに天空へと羽ばたき舞い上がろうとするかのような桜花。

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 もっこりこんもりと桜は山肌に咲く。桜餅。

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 覆いかぶさるような桜の花の中の約200段の石段。室生寺、談山神社とともに大和三名段。

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 山門から境内へと続く道。二人の女性が散策していた。どこからやって来られたのだろうか?

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 毎年、桜は短くも咲き散る。石段を登りながら桜花をまじかに仰ぎ見た時、いまだ浮かんだことがなかった想念にとりつかれた。

 桜花は、いや地に咲くさまざまな花々は、連綿とした歴史の中で逝ってしまったすべての者たちの、この世に在る者たちに対する「なごり言葉」なのかもしれない。花を眺めるのは、鎮魂の心でもあるのだろう。

 仏隆寺からの道を車でゆっくりと下った。ハイカー姿で歩いて登ってくる多くの人たちとすれ違った。「千年桜」を眺めに来たのだろう。でも、あたかも鎮魂のために巡り歩く巡礼の一団のように見えてしまった。

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