« 「僕の影」とプロコル・ハルムの「青い影」 | トップページ | 「白線流し」を思い浮かべて~岐阜県立斐太高校~ »

2011年3月 2日 (水)

唱歌「故郷の廃家」を聴いて

 鶴橋の古ぼけた実家のことを考えていた時、ふと、唱歌「故郷の廃家」を思い出した。中学校時代に、音楽の副読本「うたのいずみ」という歌集をよく見ていた。その中に「故郷の廃家」という印象深い曲があった。

 2001年夏、熊本でインターハイが開催された。その折に熊本から鹿児島へ出かけた。その途中に、JR肥薩線で人吉(ひとよし)に立ち寄り一泊したことがあった。球磨川、球磨焼酎、温泉と城跡がイメージとしてあり、立ち寄ってみたかった。

 人吉に着いた日の夕刻に、町をぶらついた。偶然に球磨川沿いにある石碑を見た。そこには、「ふるさとびと」の「犬童球渓」(いんどうきゅうけい)の名がしるされていた。その名に記憶があった。唱歌「故郷の廃家」の作詞者だ。その時に初めて、人吉が彼のふるさとであることを知った。

 球磨川沿いから少し入った彼の生家へ立ち寄った。静かで落ち着いた町の一画にあった。彼の生家を偶然にも訪れることができた感慨を今も覚えている。今晩、犬童球渓が作詞した唱歌「故郷の廃家」を聴いた。あの夏の日から十年近くを経た夜に。

「故郷の廃家/武岡鶴代」 You Tube サイト

« 「僕の影」とプロコル・ハルムの「青い影」 | トップページ | 「白線流し」を思い浮かべて~岐阜県立斐太高校~ »

音楽」カテゴリの記事