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2011年2月19日 (土)

2/12新聞記事「うたの旅人~ガロ“学生街の喫茶店”」を読んで

 2/12(土)朝日新聞朝刊の「うたの旅人」の記事を読んだ。ガロ「学生街の喫茶店」だった。その歌は、1972年、僕が19歳だった時に流行った。あのl頃、「東京」という街、「学生街」への憧れがあった。

 五つの赤い風船が歌った曲「母の生まれた街」が好きだった。その中の詞のように、「私は出よう!この街を後に・・・」という思いがあった。鶴橋・大成通、薄汚い街、狭まい路地裏の日々、そこからの脱出を夢みた。

 如何せん、不真面目でいい加減な受験生を受け入れてくれる大学は東京にはなかった。受験した大学は、自慢じゃないがすべて難なく見事なまでに不合格となった。妻に言わせると、「万一、東京へでも行っていたら、自堕落な生活をしてたと思うでえ!」と冷静な判断をしている。恐らくそうかもしれない。

 今思うと、大成通の路地裏の日々とその町のほんとうの価値を解っていなかったのだ。裏切ろうとしたことに弁明の余地はない。若気の至りだった。東京への憧れは、過ぎ去りし若かった頃の幻想だ。

 確かに、あの頃、ガロが歌う「学生街の喫茶店」をよく耳にした。「東京」「学生街」への憧れを増幅させたことも事実だ。いい歌だ!この曲を聞くと、京都の町を彷徨っていた頃のことを思い出し、甘酸っぱくも、ちくりと胸を刺されるような気分に駆られる。

「ガロ:学生街の喫茶店」 You Tubeサイト

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