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2010年11月 6日 (土)

「リー・ミラー」と「キキ」のポートレート~マン・レイ

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 アルミのフレームに入ったポートレートが埃をかぶり無造作に、わが部屋の片隅に長年にわたり在りつづけていた。今日、なにげなく二枚のポートレートを取り出して埃を払い、床に並べてカメラに収めた。マン・レイが撮ったポートレートだ。左は「リー・ミラー(1930)」、右は「ヴェールをかぶったキキ(1922)」。1985年に滋賀県立近代美術館で「マン・レイ展」が開催された折に写真だけ購入した。25年前、私が32歳の時だった。それが、不思議とわが部屋に在りつづけている。

2010113_040 左はその時に買った図録だ。わが部屋の本棚を捜したがなかった。居間の片隅の本箱の端に鎮座していた。そのページを開くと、1985年3月2日~4月7日、滋賀県立近代美術館で開催されていたことを確認した。私が訪れた月日の記憶と記録はない。でも、確かにその展覧会へ出かけたことは事実だ。

 先日、大阪「国立国際美術館」で、「マン・レイ展」を観た。その館内で、25年前のことを思い出していた。なぜ、25年前、滋賀まで車を飛ばし、「マン・レイ展」に出かけたのだろうと。はっきりとした誘因を思い出せない。

 多様で無数の展覧会が開催されている今、なぜ、今回も「マン・レイ展」に出かけたのかも、自分自身で歯がゆいが論理的には説明できない。32歳と57歳の時、25年の時を経て、「マン・レイ展」に出かけた事実が存在するだけだ。

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