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2010年7月16日 (金)

「シルエットロマンス」を口笛で吹きながら

 7/16(金)夜、富雄川沿いを歩いて自宅へ帰った。「シルエットロマンス」という歌を小さく口笛で吹きながら。なぜ、「シルエットロマンス」なのか論理的には説明できない。記憶の奥底に隠れていたものが、何らかの外的な刺激を受けて、自然と現れ口ずさんだのだろう。

 通勤電車の中で読んでいた本の中の語彙「ロマンティック」と、富雄川沿いを歩いていて木々の影が見えたことが一因としてあるのかもしれない。

 「シルエットロマンス」は来生たかおが作曲し、来生えつこが作詞した。大橋純子が歌っていた。1981年頃だ。「ああ、あなたに 恋心盗まれて もっとロマンス 私に仕掛けてきて・・・」というフレーズが好きだった。社会人として働き出して5年余りたった時だった。

 「広辞苑」のページを繰って「恋」を捜した。その言葉の意味は、①一緒に生活できない人や亡くなった人に強くひかれて切なく思うこと。また、そのこころ。特に男女間の思慕の情。恋慕。恋愛。 ②植物や土地などに寄せる思慕の情。とある。

 「恋」は、「亦」、「心」。「また、心」を盗まれたなのだろうか。「恋」は旧字体では「戀」だ。「糸」「言」「糸」と横に並ぶ。「糸がもつれて言葉に出せない」ような想いなのだろうか。

 「恋」と書けば、異性への想いと限定する人もいるのだろう。私はどこか「森羅万象」を対象にした「想い」「情熱」を「恋」と自己流に解釈している。年々、そのような意味での「恋心」は薄くなりつつあることも事実だ。

 笑止されるだろうが、「シルエットロマンス」、影絵のようにしっとりと「恋心」をささやかに持ち続けたい。露もあけ切らない夜のひとときに、ふと、そのような想いを抱いた。

「シルエットロマンス/大橋純子」 You Tube サイト

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