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2010年5月25日 (火)

ちょっと、秘密の場所で〜悲惨な夜





(写真:携帯19:12)

 5/23(日)ブログにしるした。「“牧野レコード”は、今はその場所にないが、おそらく鶴橋の“牧野レコード店”のことだろうか? 私にとってその名は今も刻まれ続けている。その店のあとに“たこやき店”ができた。たまにそこで、“たこ焼き”を食べることがある」と。

 今晩、思い出したようにその店に出かけた。素敵なポスターだった。携帯電話のカメラで気分よくシャッターを押していた。レトロなポスターを背に受けて、狭い路地に面した屋外のベンチらしきものに座り、心地よく「たこ焼き」を食べ生ビールを飲んでいた。客は私ひとりだった。

 たこ焼き5個を残して、もう一杯飲みたいと思った。小さなテーブルの上に、竹の舟に入ったたこ焼きを置いて生ビールを注文するために席を立った。その時、老年の男性をふと見かけた。

 店の方に注いでいただいた生ビールを持って席に戻った。途端に気づいた。食べようと思っていた5個のたこ焼きが、跡形もなく消えうせていた。「たこ焼きが盗まれたのだ!」

 注文する場所は表通りに面していた。私が座っていた屋外のベンチは死角となっていた。あの爺ちゃんが、私の大切なたこ焼きを持ち去ったのだろう。

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 この生ビールでたこやき5個を食べようと思ったのに、とんでもないことが起こってしまったのだ。あのお爺ちゃんは、無性にたこ焼きを食べたかったのかもしれない。しかし、私の56年間の人生の中で、「たこ焼きを盗まれた」という体験はいまだかつてなかった。

 カバン、財布を盗まれたのなら、まだ妻には言えるが、「たこ焼き屋で、たこ焼きを盗まれた!」などとは口が裂けても言えない。妻にだけはこのことは、無言のまま墓場まで持って行こう!

 昨晩は「ジャパンブルー」が「アジアの虎」に、W杯前夜だと言うにも関わらず2連敗を喫した。今宵は、「二名春日の子羊」が「鶴橋の鷹」に、たこ焼きを奪われてしまった。敗戦に変わりはない。

 相手とボールを絶えず同一視野においてプレーすることは鉄則だ。にもかかわらず、相手もたこ焼き(球体・ボール)を見ずに、生ビールウォチャーになってしまったことが、そもそもの基本的な失態であった。

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 心地よくでもないが生ビールを飲みながら、レトロで素敵なポスターなどのことは吹き飛んでしまった。「僕のあのたこ焼きは、いったいどこへ行ったのでしょうか?」とつぶやきながら、ふと横を見た。ラジカセがあった。

 財津和夫の「サボテンの花」が流れていた。今宵の安らぎはこの曲だった。そうだ!人は敗れ去ることから、よりいっそうの大きな収穫を得るものなのだ。

「財津和夫/サボテンの花」 You Tube サイト

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