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2010年1月 4日 (月)

「二宮」という町を思い描いて~箱根駅伝~

Img_0002  箱根駅伝、往路4区平塚中継所から大磯を、復路7区小田原中継所から国府津を過ぎた「二宮」のカメラポイントに差し掛かる時、今年もまた往復路ともその時間にはテレビ観戦していた。

 毎年のようにその場所を走者が通り過ぎる時間に私の感情が高ぶる。私はいまだかつて東海道本線「二宮駅」へ降り立ったことはない。だからその町も歩いたこともない。しかし、毎年、「二宮」の町は私に強烈な印象を呼び覚ます。

 
1965年、「二宮」近くの国道においての交通事故で、34歳の若さで逝った作家・山川方夫を、その小説「夏の葬列」を思い浮かべる。私が大学生だった頃、友人に薦められて、山川方夫のショートショートを読んだ。確かに魅了された。すばやく貴重なアルバイト代、10,000円を叩いて、「山川方夫全集5巻」を買った。

 大学生時代、妻にも読んでみたらと薦めた。読後の印象を聞くと、「面白い!」という感想だった。今日、「夏の葬列」という
10ページの短編を読み直した。新たな感銘を抱いた。私にとって「二宮」という町は、イコール「山川方夫」であり続けている。

※「夏の葬列」(集英社文庫)には表題作のほか、代表的なショートショートと中篇が収録されている。「夏の葬列」という10ページほどの作品を是非一度はお読みになることをお奨めします。

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