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2010年1月23日 (土)

「そうだ、奈良へ行こう」

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 1/21(木)朝日新聞朝刊の「CM天気図」で、コラムニストの天野祐吉さんが「そうだ、奈良へ行こう」というコラムを読んだ。その結びは「心の忘れ物を探しに出かける旅は、京都には限らない。ぼくはぼくの福袋を探しに「そうだ、奈良へ行こう」としるされていた。

 日本全国の津々浦々で、高度経済成長期以降、古きもの、大切なものが失われてきたこと、言葉を変えれば日本人が己の資産を無作法なまでに崩してきたことは事実であろう。しかし、かたくなまでに残り続けているもの、残してきたものがあることもまた事実だ。

 「経済」が「豊かさ」を産むと一辺倒で費やしてきた労力は、少なくとも、源流である「心」を削ってきたのだろうか。その修復の形として、最近の若者たちを含めての「仏像ブーム」、また神社仏閣を訪れる若者たちが増えているという事象に表れている。

 それぞれの思い想う人々にとって「豊かさ」のベクトルが、「経済」から「心」へと大きくシフトしている。いらいら、せかせか、はらはら、むかむか、と私も含めてだが、閉塞感が漂う社会を生きている人々にとって、現在と未来を思い描くために、過去を生きた人々、残した大切なものを振り返ることも必要だ。

 奈良に住みながらも、奈良の隅々まで知らないでいる。今年は「平城遷都1300年祭」だ。「そうだ、奈良へ行こう」。奥深く魅力ある奈良を再発見しよう。奈良を自らの足で歩こう。とそのような想いが募ってくる。

「平城遷都1300年祭」公式サイト

「奈良県観光情報 大和路アーカイブ」公式サイト

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