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2009年11月23日 (月)

昨晩、娘から聞いた意外な話

 昨晩、わが自宅から徒歩3分の娘の家へ、久しぶりに孫の顔を見るためにサンダル履きで立ち寄った。妻には内緒だが、焼酎のお湯割りをいただいた。小さな孫を抱き柔らかな手に触れた。すべての赤ん坊の小さな手は実に可愛いく美しい。それは一つの芸術作品だ。

 そのようなことを考えていると、亡くなった私の母の話が出た。私の母が入院していた時の話だ。恐らく、認知症が進み、死が忍び寄っていた頃なのかもしれない。娘が突然に私に言った。「おばあちゃんが言ってた。“内緒やけど、お父さんは失恋して、おかあさんに癒してもらったんやで” 私、その言葉を聞いて、おかあさんにも言われへんし、病院を出て頭の中が真っ暗になった」と。

 その話の出来事は40年近く前の話ではあるのだが、私の娘はつい最近の話のように受け止めたのだろうか? 恐らく私の母はつい昨日のことのように私の娘に話したのかもしれない。事実は事実なのだが、私の娘には説明をしたが、どこか不安げであった。私の母にとっては強烈な印象として脳裏に刻まれていたのだろうと思う。直近のことは忘れやすかったが、古い余計なことは昨日のことのように記憶していたのだ。

 その失恋の話は私が17歳だった頃の話である。私の妻は高校時代のクラスメートであり、そのことははっきりと知っている。私の娘が妻に話したとしてもなんら問題はないのだ。40年近く前の話を娘の口から聞くとは思ってもいなかった。私には、結婚してのち艶っぽい話など一切ない。天地天命に誓って。そのことを昨晩、娘に言い忘れた。

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