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2009年7月19日 (日)

サントリー「山崎」を飲みたい気分になって

 7/18(土)朝日新聞朝刊スポーツ面の下部に掲載されていたサントリーの広告を見た。「日本で輝く、世界で輝く“ザ・ジャパニーズ・ゴールドピープル”のひとりが紹介されていた。そのヘッドコピーは、 「最初のひと振りで、演奏者を動かす。世界のどこで振っても、そうやっています。」

 
また、その広告文の中で、「音と音の間に潜む、何か。音の行間。それを感じられることが日本人的なのかな」という指揮者・西本智実さんの言葉が記されていた。その言葉から、私は、大学生だった頃に聞いた、わが国を代表する現代作曲家・武満徹の代表曲「ノヴェンバーステップス」という尺八と琵琶の曲を思い浮かべた。

 9月に、指揮者・西本智実さんは、大阪・シンフォニーホールでマーラー「交響曲第5番」を演奏されるという。その曲から、私はかつて観た、映画監督・ルキノ・ビスコンティの「ベニスに死す」を思い浮かべた。その作品は、ドイツの文学者、トーマス・マンの同名の小説の映画化だった。

 老作家・アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)、美少年・タジオ(ビョルン・アンドレセン)が印象深かった。老作家が美少年を追い求める。それは、「美への殉教」の表現だった。その作品の中で、マーラー「交響曲第5番」が流れ続けていた。「美」に魅了され惹きつけられれば、「美」の恐ろしさにたじろく。

 新聞広告の写真で、西本智実さんが右手にグラスを持ち、左手でタクトを振るかのように指を動かすしぐさを見ていた。時の移り変わりはあるのだろうが、私が見た大阪市東成区「大成通商店街」の光景を恐らく彼女も見たのであろう。その光景は、今も彼女の脳裏の片隅に少しでも残存しているのだろうか? そのような他愛もないことを思い浮かべた。サントリー「山崎」を飲んでみたい気分になった。西本智実さんのよりいっそうのご活躍を祈り願う。

「指揮者・西本智実」公式サイト

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