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2009年5月30日 (土)

奈良県桜井市・「箸墓古墳」 邪馬台国論争に影響か?

 5/29(金)朝日新聞朝刊、5/30(土)奈良新聞は一面トップで、奈良県桜井市にある「箸墓古墳」の築造年代が、邪馬台国女王・卑弥呼の死と同時期の西暦240年~260年と、国立歴史民俗博物館(千葉)研究グループによる「放射性炭素年代測定」を用いた研究結果を報じた。

 邪馬台国の所在地を巡る論争は江戸時代から続き、いまだ決着がついていない。「畿内説」と「九州説」が対立してきた。奈良県桜井市の「箸墓古墳」はその当時での最大規模の古墳であり、誰の墓かは謎であった。一説によれば、邪馬台国女王・卑弥呼の墓とする説、卑弥呼の後継者説、全く関係のない有力者説などがあった。

 卑弥呼の死は西暦250年頃と推定されており、「箸墓古墳」が卑弥呼の墓であるという説は以前からあったようだ。今回の同古墳の築造年代が西暦240年~260年と推定された。卑弥呼の死と築造年代が概ね合致し、邪馬台国論争に影響を与えそうだ。ただ、測定方法の結果についてはより慎重な検証が必要であるという疑問的な論調があるのも確かだ。邪馬台国・卑弥呼論争に一石を投じることは間違いない。

 奈良県桜井市は、その周辺に歴史的遺跡が多くあり、三輪山、大神神社など独特な風土を醸し出している。今回の「箸墓古墳」、近日中には、三輪山を舞台にした映画「浪漫者たち」も公開され、今後より一層にその地が脚光を浴びそうだ。

「ひみこの里・記紀万葉のふるさと~桜井市観光情報サイト~」公式サイト

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