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2009年4月 6日 (月)

昨日、「国宝鑑真和上展」へ出向いた!

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 4/5(日)午前、奈良国立博物館で開催されている唐招提寺金堂平成大修理記念 「国宝鑑真和上展」へ出かけた。館内は老若男女を問わず多くの人々が訪れていた。ガラスケースに収められ三方から日本最古にして最高の肖像坐像である「国宝鑑真和上坐像」を拝顔した。その御姿の神々しさに体が身震いするほどに興奮し感銘を受けた。目を閉じて瞑想する表情に、厳しさの中にも柔和な面持ちがにじみ出ていた。手を合わせたい想いが自然と湧き出てきた。ふと、振り返ると中年の女性が手を合わせ黙して祈っていた。素直にその姿に共感した。

 別の展示室で、唐招提寺御影堂障壁画、東山魁夷画伯の「濤声」(とうせい)の前で永らく佇んでいた。あたかもほんものの波が打ち寄せてくるのではないかと思うほどにその絵に魅入っていた。昨年の夏、長野市・信濃美術館「東山魁夷館」で開催された「東山魁夷展」で鑑賞して以来だった、幾度観てもその絵のすごさに圧倒される。

 鑑真和上は幾多の苦難を乗り越えわが国にやって来たときには視力を失い、日本の風景を見ることはできなかった。東山魁夷画伯は、鑑真和上の故郷である中国の風景と、日本の山、海の風景を鑑真和上に捧げた。その障壁画を眺めながら、唐招提寺御影堂という空間でそれらの障壁画を今一度観ようと決めた。

 その日の夜、妻に「国宝鑑真和上展」へ出かけ、「鑑真和上坐像」、東山魁夷「濤声」に感銘を受けたことを伝えた。妻曰く、「やっぱり行くと思ってたわ!」
 それまで一切、展覧会等の会話をしたこともない。妻もその展覧会があるのは何かの情報で知ってはいたのだろう。

 私は必ずその展覧会へ出かけると予想していたのか? 単純な私の興味と行動は、妻には予測可能なものでしかないのだろう。情けなくもあり、また嬉しくもあり。6月、唐招提寺開山基に、二人で唐招提寺御影堂へ東山魁夷画伯が鑑真和上に捧げた障壁画を観にでかけることになった。

「奈良国立博物館」公式サイト

「唐招提寺」公式サイト

「国宝鑑真和上展」公式サイト

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