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2009年4月14日 (火)

TVドラマ 「駅路」を観て

Img_0002  4/11(土)夜、テレビドラマ「駅路」を観た。2時間集中してテレビを観たのは久しぶりだった。この10年ぐらいはテレビを観ることが極端に少なくなってきた。子どもの頃は夢中でよく見たものだが、最近は夕食の時にBGM代わりに見るぐらいだ。概ね、本を読んだだり、音楽を聞いたり、インターネットで調べたりしている時間の方が楽しい。ではなぜ、松本清張原作の「駅路」を観たのか?

 今年は作家・松本清張生誕100年にあたる。その記念出版として、光文社文庫で「松本清張短編全集」全11巻が、2008年9月から毎月1冊刊行されている。今月まで8冊が出版されているが、そのすべてを通勤電車の中で読んだ。

 「社会派推理小説」というのだろうか。大学生だった時もよく読んでいた。妻の今は亡き父親も清張ファンだったらしい。その影響か妻もまた同様に愛読していた。生誕100年ということで、松本清張の作品を読み直していた。戦後という色合いが濃厚に立ち込めた作品は、学生の時に読んだ以上に面白さを抱いた。

 4月始めに町の書店で、新潮文庫の「駅路」を買い読んだ。定年を迎えた男のはかない顛末だった。その文庫本の、「TVドラマ化」、脚本が向田邦子、出演が役所広司、深津絵里という文字が目に飛び込んできた。どんなテレビドラマとなるのか興味が涌き見たいと思った。

 テレビドラマ「駅路」を見終わって、その余韻に酔った。いいドラマだった。一緒に見ていた妻に私は言った。「よかったなあ!」「主演の役所広司、深津絵里もよかった!」と。しかし、無言の世界だけが広がっていた。私の言葉で余韻を妨げられたくなかったのだろう。私もまた、あと4年で定年を迎える。定年というその駅にたどり着き、分岐路を迎える。その「駅路」ののちの顛末を、私はいかなるものとしようとするのだろうか?

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