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2009年2月 1日 (日)

大阪・今里 「大阪セルロイド会館」

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 大阪・鶴橋にある私の実家から徒歩10分、地下鉄千日前線・今里駅徒歩3分の大阪市東成区大今里2-5-12に、「大阪セルロイド会館」がある。列柱構成と町家風という対照的な意匠を持つビルで、昭和6年(1931年)に建築された。下町の長屋風情が一般的なこの近辺に、異彩を放っている趣のある建物だ。その当時は、華やな芳香を周囲に漂わせていたのだろう。平成13年に文化庁により登録有形文化財(建造物)に指定された。

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 建物の中に入ると、モノトーンの落ち着いた世界が広がっていた。いままで幾度となくこの建物の中に入った。外観だけではなく、私は、カメラに収めた窓、階段、廊下が好きだった。いや、今もだ。だからこそカメラのシャッターを押した。好きだと思ったのはいつ頃のことだろうか。近くには平戸公園がある。敷地が三角の形をしていたので私たちは三角公園と呼んでいた。小学校時代にそこで遊んだ帰り道に、その建物の中に入った時だろうか?

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 セルロイドはおよそ150年前、アメリカで発明され天然素材に代わる新素材として一躍脚光を浴びた。大阪はセルロイド櫛の輸出で大きな飛躍を遂げ、不動の地位を築き上げたという。その当時はこの建物も活気があったのだろう。今は静けさが漂っている。建物の中に入居している団体を見ると、一般企業はあるのだが、(社)日本山岳会関西支部、大阪府山岳連盟、大阪府スキー連盟の事務所が入居していた。入居団体の顔ぶれからみても趣ある歴史的な建築である。

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