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2009年1月 4日 (日)

「タンゴ・イン・ブエノスアイレス~抱擁~」を観て

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 1/4(日)午前、大阪・九条「シネ・ヌーヴォ」へ、映画「タンゴ・イン・ブエノスアイレス~抱擁~」を観るために出かけた。映画館「シネ・ヌーヴォ」は、奈良・大阪エリアにある映画館の中で、私が一番好きな映画館だ。幼い頃に出かけた大阪・東成区、新橋通りあった映画館「新橋劇場」「二葉館」を想いださせてくれる。芝居小屋のイメージが快くつきまとう。

 そこで、「タンゴ・イン・ブエノスアイレス~抱擁~」を観た。上演前に座席に座り、この映画館は、劇団「維新派」が内装を手がけたのだと、天井の装飾を仰ぎながら思い描いた。BGMは、ピアソラのタンゴが流れていた。観客は、私以上の年代の方が多かった。正月早々、70代の老夫婦、同年齢の男性ひとり、その映画館に来ていた。彼らにとって、この「場」は何なのだろう? 年齢は違えども、私とは同胞なのだろうか。ほんとは友だちになれる存在なのかもしれない。

 ドキュメンタリー映画「タンゴ・イン・ブエノスアイレス~抱擁~」を観て感銘を受けた。映画の導入部に、ピアソラの「リベルタンゴ」が流れていた。その音楽を聴き、映像の中で、あるがままに、「タンゴを魂だ」と言い切る人々の言葉と行為に、「情熱」などというキレイごとではなく、もっと根底に沸き出でている人間の「情念」のすごさと素敵さに酔った。

 官能的なダンスと情念がほとばしる音楽、そして、タンゴに熱狂する人々のドキュメンタリーがスクリーンに映し出された。創作ではなく、事実の記録として、私の網膜に焼き付けられた。

 アルゼンチンの人々には、根底に「タンゴ」がある。その文化的な基盤の延長線上に「サッカー」がある。それでは、私たちにとって、わが国のサッカーの根底に何があるのだろう?

「タンゴ・イン・ブエノスアイレス~抱擁~」公式サイト

「シネ・ヌーヴォ」公式サイト

「維新派」公式サイト

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