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2008年11月 5日 (水)

「大阪城」の雄姿を見ながら!

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 JR大阪環状線・森ノ宮駅から大阪城公園に入った。大阪城の表玄関・大手門からは程遠く裏門にあたる玉造口から大阪城を目指した。とぼとぼと歩きながら、大阪城がだんだんと近づいてきた。とびっきりの観光名所がどうかは知る由もないが、この城と公園には愛おしさを感じる。

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 私が在学していた高校から、大阪城公園へは自転車で15分程度だった。高校時代に授業に出席せずに、私は大阪城公園でのんびりと昼寝をしたり、母が作ってくれたお弁当を学校で食べずに、この公園で食べながら時を過ごしたこともあった。同級生は教室で授業を受け勉強しているのにも関わらず。

 そのことだけでなく、さまざまな要因で、出席日数がたらずに、高校2年生、3年生と連続で「留年」、すなわち「落第」の協議をする職員会議にかかってしまった。私の父は、「お前は本当にまっとうに生きていけるのか? 普通に生活できるのか?」と、17歳の私に言った。父親としては息子のことが心配だったのだろう。

 今、私は55歳になった。自分自身で言えば、30年あまり当たり前のように普通に生きている。人に誇れるものは何もないが、ただ父が心配するようなこともなく生きてきた。それは不思議なくらいだ。大阪城の天守閣を仰ぎながら、17歳だった頃と今を比較しながら、本当に成長したのだろうかと自問しながら、今は亡き父を想った。「おとうちゃん! 俺はなんとかまっとうに、普通に生きてるで!」

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