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2008年11月 9日 (日)

一条高校 2-1 奈良育英高校 高校サッカー奈良県大会決勝

11/9(日)橿原公苑陸上競技場
一条高校 2-1 奈良育英高校 (0-0/2-1)

 奈良市立一条高校が奈良県代表として第87回全国高校サッカー選手権大会へ出場する。

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 第87回全国高校サッカー選手権大会奈良大会の決勝戦が、大和三山のひとつ、畝傍山の麓にある「橿原公苑陸上競技場」で行われた。ゲーム開始前、勝った負けたの世界とは一線を引いた、まほろば「万葉の心」をふと想い起こさせる畝傍山の姿だ。橿原公苑陸上競技場は静寂が漂っていた。ゲーム前のこの時間と光景に、いつもほっとした気分になる。何時間後には、当たり前のことだが、喧騒の果てに勝者が決定する。そのような思いを抱いて、競技場へと入った。

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 有料入場者数1912人の中、一条高校キックオフでゲームが始まった。奈良育英が中盤でのアプローチ、ルーズボールへの寄りのの速さで、7対3の割合で相手陣内へ攻め込む状況だった。ボールと人の動き、空中戦でのボールの奪取に対して優位を維持した。左右のサイド攻撃に一条は守勢に回っていた。やむなくDFラインから前線へのフィードボールでカウンターを仕掛けるしかなかった。一条の中盤でのボール保持は垣間見れなかった。前半は、大きな見せ場もなく全般的な状況では奈良育英が優位だった。

 後半序盤も奈良育英優位にゲームが運んだ。後半14分、左サイドからの中央へのボールをFWがボレーでシュートを放ちゴールに突き刺さった。奈良育英が先制点を叩き出した。奈良育英1-0一条。

 そのあとすぐの後半16分、一条はこのゲーム初めてといってよいほどに中盤で安定したボール保持から左サイドへボールが渡り、左サイドペナルテイエリア外からパスを受けたFWがドリブル突破を試みた。その対応の中で奈良育英DFがエリア内でファウルを犯し、一条はPKを得た。

 一条のPKを奈良育英GKがはじくもこぼれたボールを一条FWがシュートを放ちゴールへ突き刺さった。一条、追いつく。と思いきやラインズマンのフラッグが上がった。PKをける前にGKが動いたという判定で、PKのやり直しとなった。今度は確実に左隅に決めて、後半18分、一条が奈良育英に1-1と追いついた。

 ゲームの流れが変わった。奈良育英の中盤でのアプローチの甘さが出始めた。続く後半23分、一条は中盤でボール保持し、奈良育英DFが高いポジションを取っていた裏側スペースへ浮いたボールを出し、GKが前に出ていた所を、FWがボールを受けGKをかわし、誰もいないゴールへとシュートを放った。ゴールが決まり、一条が2-1と奈良育英を突き放した。その後は一条・奈良育英とも、大きなチャンスもなく、ゲーム終了のホイッスルが鳴った。

 一条高校が第87回全国高校サッカー選手権大会奈良県代表の栄誉を勝ち取った。本大会で奈良県代表として、上位の成績を残すことを、また、敗れた奈良育英高校の今後の健闘を心から祈念している。

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