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2008年7月16日 (水)

日本語を母語としない作家が「芥川賞」を受賞

 7/15(火)、中国人の楊逸(ヤンイー)さんが、中国人として日本語を母語としない作家として、初めて「芥川賞」を受賞した。1964年、中国・ハルピン市で生まれ、1987年に来日した。日本語を学んだのは来日以降であるという。同女史は、母語および母国語が中国語だが、日本語で文章をつづり、純文学の登竜門である「芥川賞」を受賞した。

 「大人になって日本にやってきた作家の日本語による小説が芥川賞を受賞したことは、日本文学の開国を決定づける出来事だ。・・・・」(藤井省三:東大教授/7/16日本経済新聞朝刊)と論評されていた。文学の世界でも、大きなうねりの時代が到来した。わが国の若者たちの読み書き能力の低下と読書ばなれが取りざたされている。この領域でも、わが国の将来への不安と危惧が浮かびあがってきたと語る論者もいる。

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