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2008年7月 3日 (木)

なんば千日前を徘徊した

0873 「なんばグランド花月」前からの「ジュンク堂書店」(Photo:2008.7.3)

 7/3(水)夜、仕事帰りに難波・千日前にある「ジュンク堂書店」へ寄った。本がいっぱいの館である。1階から3階まで全フロアーが同書店だ。「ジュンク堂書店」の特徴は、フロアーにテーブルと椅子が置かれていて、新刊書を手に取り読むことができる。いつも、多くの人々が、椅子に座り机に本を開いて拾い読みしている。「立ち読み禁止」ではなく、購入する前に、ゆっくりと吟味できる。今日もある人が、机の上に何冊も置いて、ぱらぱらとページを繰りどれを購入しようかと時間を過ごしている姿を見かけた。その人にとっては、かけがえのない豊かな時を過ごしているのだろう。

 ちょうど「なんばグランド花月」の前にあり、周囲は繁華街だ。街中の異空間で待ち合わせ等で時間調整をするのには最適な場所だ。

「ジュンク堂書店」公式サイト

「なんばグランド花月」公式サイト

0873_2 千日前「正宗屋」(Phoyo:2008.7.3)

 「ジュンク堂書店」からの帰り道、「正宗屋」に立ち寄った。見ればわかるように居酒屋だ。安価な居酒屋しか立ち寄らないという習性がある。同書店からの帰りには必ず寄る。気軽にちょっとだけ・・・。いつも30分程度、ビールと焼酎の水割りを飲みながら、購入した本のページを繰った。

0873_3   「国際劇場」(Photo:2008.7.3)

 「正宗屋」を出て、ほろ酔い気分の中で、「近鉄難波駅」を目指した。途中、「千日前国際劇場」の前にくると、映画館の移転の看板が目に入った。ちょっぴりと寂しい気分が湧いた。以前、この映画館内で、あるおじいさんにあった。その日はオ-ルナイトだった。夜11時頃に映画が終わりフロアーへ出た。ソファに座っているおじさんと目があった。相手から話しかけてきた。聞きもしないのに自分自身のことを話しだした。

 息子に会うために、岐阜から大阪に出てきた。今晩はここに泊まる。このフロアーは広くて快適だ。ソファーで眠れる。ビジネスホテルより安い。大阪に出てきた時はよく使う。とおじいさんが話したのを覚えている。その時、なぜ息子のところに泊まらないのか疑問が湧いたが、諸事情があるのだろう。また、彼が話した内容が真実か虚偽がわからないが、ただ話し相手になったことは事実だ。あのおじいさんはどうしているのだろう? 「国際劇場」の看板を見ながら一瞬、その姿が脳裏をよぎった。

0873_4 「天地書房」(Photo:2008.7.3)

 「ビッグカメラ」横にある古本屋「天地書房」のショーウインドーを覗いた。以前に、読んでみたいと思っていた本がなくなっていた。誰かが購入したのだろう。 どこの誰かは知らないが、その人も私同様にその本に興味があったのだろうか? インターネット、メール、ペーパーレスの時代であるにもかかわらず、本は消滅しない。古本屋という業種もおそらく存続し続けるのだろう。古本は「文化の駅伝」のようなものだ。

 自宅への帰路、快速電車に揺られながら、「ジュンク堂書店」で購入した本を読んでいた。ほろ酔い気分の中で、日常性から解放されている自分がいた。

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