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2008年5月14日 (水)

「唱歌」が聞こえる!

Img  明日、久しぶりに平日に有給休暇をとる。夜半に焼酎を飲みながら、ゆったりとした気分でいる。以前に読んだ「日本唱歌集」(ワイド岩波文庫2001.0410刷)を繰りながら、さらに心地よい気分になっている。唱歌の作詞者の中で、なぜこのような詞をつぐむのかと気になる三人がいる。そのことは言葉を変えて素直に言えば、愛おしい人を想うがごとく好きなのだ。彼らを産み出した風土を知りたくて、吉丸一昌の大分県・臼杵を、犬童球渓の熊本県・人吉をかつて訪ねた。だが、高野辰之の長野県・中野を訪れる機会に恵まれなかった。8月には長野に出向くことになった。でき得れば訪れたい気持ちでいる。

吉丸一昌

「早春賦」 (大正2年2月)

春は名のみの風の寒さや。谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てずに。時にあらずと 声もたてずに。・・・・・

「You Tube 早春賦」
「故郷を離るる歌」 (大正2年7月)

園の小百合、撫子、垣根の千草。今日は汝をながむる最終の日なり。思えば涙、膝をひたす、さらば故郷。さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。・・・・・
「You Tube 故郷を離るる歌」

 

犬童球渓

「旅愁」 (明治408月)

更け行く秋の夜、旅の空の、わびしき思いに、ひとりなやむ。恋しやふるさと、なつかし父母、夢じにたどるは、故郷の家路。・・・・・

「故郷の廃家」 (明治40年8月)

幾年ふるさと、来てみれば、咲く花鳴く鳥、そよぐ風、門辺の小川の、ささやきも、なれにし昔に、変わらねど、あれたる我家に、住む人絶えてなく。・・・・・

高野辰之

「春の小川」 (大正元年12月)

春の小川は さらさら流る。 岸のすみれや れんげの花に、においめでたく 色うつくしく 咲けよ咲けよと ささやく如く。・・・・・

「故郷」 (大正36月)

兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川、夢は今もめぐりて、忘れがたき故郷。・・・・・

「Tou Tube 故郷」

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