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2008年4月 6日 (日)

「微笑がえし」キャンディーズ

 4/5()大阪城公園へ花見に出かけるため、近鉄奈良線の快速急行に乗っていた。日本経済新聞と朝日新聞の両紙をバッグの中に入れていた。まずは朝日新聞からと読み出した。社会面の 「年下の男の子、2000人ああ青春、キャンディーズファン」という短い記事に目がゆき電車に揺られながら読んだ。

 「キャンディーズ1970年代のアイドル3人組コーラスグループだ。後楽園球場での解散コンサートから30周年の本人たちが出演しないフィルムコンサートの「同窓会」が、4/4(金)東京ドーム近くのホールで開催され、往年の「キャンディーズ」ファン、50歳前後の人々2000人が集まり、大絶叫したという。イベント企画のきっかけは、昨年に50歳過ぎの男性ファンが大腸がんで亡くなった際に、「出棺の折にはキャンディーズの曲を流して欲しい」という遺言が発端だった。その想いを受けて知人が当時のキャンディーズのマネジャーに企画を投げかけ実現した。10,500円の入場券は完売し、2,000人の熟年ファンが2万本の色とりどりの紙テープを上映された「キャンディーズ」フイルムに投げられた。このイベントの収益は、「日本対ガン協会」へ寄付された。

 197842日に私は24歳で結婚した。44日「キャンディーズ」解散コンサートは、新婚旅行中に開催された。だからこそ良く覚えている。その当時、私もまた「キャンディーズ」が好きだった。私はその新聞記事を読み、なぜ「同窓会」なのだろう?という疑問が生じた。何かが、その発端があるはずだ。自宅に帰った折にWebサイトを検索して理解した。一人の死に面した時のなおも抱く熱き想いが、誰かに伝えられ、受容され、行動へと、実現へと運んだ人々がいたことを知った。そのことは、素敵なエネルギーだ。

「僕らは3人に会いたいのではなく、あの時の連帯感を取り戻したくて・・・・」という一男性ファンの言葉がWebサイトに掲載されていた。いかなる対象であったとしても、想いを抱き情熱を傾け実行することは大切なものだ。人ひとりだけでは卑小なものしか生み出せない。連帯が大きなものを生み出す力となる。あの頃を思い出し、さらに今と未来に情熱を!「キャンディーズ」とこのイベントを企画し、そこに集まられた人々からの「微笑がえし」をいただいた。

「キャンディーズ」公式サイト

「全国キャンディーズ連盟2008」公式サイト

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