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2008年1月 2日 (水)

「水の構図」

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 この本は、水郷柳河写真集「水の構図」の復刻版である。詩人・北原白秋がふるさとの筑後柳川を歌い、愛弟子の田中善徳が写真を撮った。初版は昭和18年1月25日、第3刷平成6年3月1日となっている。かつて私の長女がまだ佐賀県の大学に在学している時に、佐賀を訪れた帰路、水郷の町である筑後柳川へ立ち寄った。堀端の「北原白秋記念館」でそのときこの本を購入した。定価3,600円だった。

 詩人・北原白秋が命果てる前に、ふるさと水郷柳川への思いを歌った。本書はしがきに「水郷柳河こそは、わが生れの里である。この水の柳河こそは、我が詩歌の母体である。この水の構図、この地相にして、はじめて我が体は生じ、わが風は成った」と書き記した。

 ふるさとへの思いを切々と表現した北原白秋の詩とその風景を写し取った写真を、正月二日目の朝に繰りながら、2度も訪れた町、水郷・柳川に想いを馳せた。

「北原白秋記念館」公式サイト

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