~「出陣学徒壮行の地」~
12/15(土)国立競技場へ立ち寄った。千駄ヶ谷門(通称:マラソン門)から入った。「碑」が目に飛び込んできた。何の「碑」なのかを確かめようと近づいた。「その碑」は「出陣学徒壮行の地」の碑だった。「学徒出陣」という言葉と内容は知識として持ってはいたし、その場所が「神宮外苑」であることも知っていた。しかし、「国立競技場」がその地であると私自身の頭の中で結びついていなかった。私は無知だった。
「学徒出陣」とは太平洋戦争末期、学生は兵役を免除されていたが、兵力不足を補うため学生にも兵役を科し入隊、戦地に赴くことを国家が決定したものである。1943.10.21「学徒壮行の会」を「明治神宮外苑競技場」(現在の国立競技場の前身)で、学徒25,000人、観衆50.000人が集まる中で挙行された。
高校サッカ-で「国立をめざせ!」と言う合言葉がある。それは、サッカ-に取り組む高校生の夢とか希望とかの象徴としての意味と、高校サッカ-選手権大会で勝ち上がりベスト4になれば「国立競技場」のピッチに立つことができると言う意味があるのだろう。そのことに加えて、私たちは60年以上前に、自ら望み勇ましく、または、やむなく学業を放棄して戦地に出陣していった若者たちの歴史が刻まれた地であるということを伝えておかなければならない。
「・・・時流れて半世紀。今、学徒出陣五十周年を迎えるに当たり、学業半ばにして陸に海に空に、征って還らなかった友の胸中を思い、生き残った我ら一同ここに「出陣学徒壮行の地」由来を記して、次代を担う内外の若き世代にこの歴史的事実を伝え、永遠の平和を祈念するものである」という「出陣学徒壮行の地」の碑文を私は心に刻んだ。
「学徒出陣56年目の証言」Webサイト