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2007年11月11日 (日)

伊勢迄歩講(いせまであるこう)

 年末から元旦にかけて、大阪・京都から伊勢まで歩く「伊勢迄歩講」(いせまであるこう)という企画が大阪ユ-スホステル協会主催で実施される。旅の原点である歩くことを通して自然や歴史・文化に触れる。参加者募集中!

【大阪コ-ス】 (170キロ) 12/28出発・大阪・玉造稲荷神社→奈良→榛原→御杖→伊勢内宮1/3:00解散 参加費:38,000円
【京都コ-ス】 (170キロ) 12/28出発・京阪宇治駅→奈良(奈良コースと合流) 参加費:38,000円
【榛原コ-ス】 (100キロ) 12/29出発・初瀬の宿舎(30日から大阪コ-スと合流) 参加費:33,000円
【問合せ】 大阪ユ-スホステル協会 06-6205-4723

 かつて、江戸時代に農民・町民等の庶民の移動は制限されていた。しかし、「お伊勢参り」だけは例外的だった。道中において今で言う観光をしながら「伊勢神宮」をめざす。日常の辛苦から離れた庶民の夢であった。「一生に一度はお伊勢参り」。

 当時の庶民にとって伊勢参りの費用は多大な額だ。「お伊勢講」と言う仕組みが支えた。それぞれが金銭出し合い積立金とする。その中から誰が行くかを「くじ引き」で決める。「講」の全員がいつかは当たるよう配慮されていた。選ばれた者は、「講」の代表として伊勢へ旅立つ。ただ、その者には道中の見聞等の情報・知識をその講に所属する者に伝達する義務があった。

 人は宗教心の有無に関係なく、「聖地」を求めて歩む。「サンチャゴ巡礼路」「お遍路」「お伊勢参り」。古来より現代まで、すたれることもなく続いている。それは「旅」であり、原点は「歩く」ことだ。

 

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