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2006年12月16日 (土)

川田 順(1882~1966)

「若き日の恋は、はにかみて おもて赤らめ、壮子時(をさかり)の 四十歳(よそじ)の恋は、世の中に かれこれ心配れども、墓場に近き老いらくの恋は、怖るる何ものもなし。」(川田 順)

財界人トップの座を目前にして財閥・住友を去り、54歳で歌人となる。東宮作歌指導役、三大新聞の歌壇の選者を歴任する地位にあるとき、京大教授夫人 俊子との恋。夫と三人の子女がいる女性との相思。そのとき、順、68歳、俊子、38歳であった。「老いらくの恋」という流行語を生む。恋に年齢はないのかもしれない。また、年齢差も然り。しかし、想いの強さに驚嘆する。くわしくは、「虹の岬」(1994年度 谷崎 潤一郎賞受賞) 著者 辻井 喬(財界人 清二) 発行 中央公論社 を参照。

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